初心者ならではのサーフボードの選び方とは
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サーフィンを始めたばかりで、「どんなサーフボードが良いのかわからない」「選ぶときのポイントがわからない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
サーフボードにはさまざまな種類があり、一人ひとりの体格やレベルによって最適なものが異なります。上達を早めるには、自分に合ったサーフボードを正しく選ぶことが大切です。
この記事では、サーフボードの適切な選び方とおすすめの商品を初心者向けにご紹介します。最後までお読みいただければ、以下3つのお役立ち情報を得られるので、ぜひ参考にしてみてください。
■ 初心者がサーフボードを選ぶときにチェックすべきポイント
サーフィン初心者の方は、以下7つのポイントを押さえましょう。
1. 価格
2. 種類
3. 身長と体重
4. 幅
5. レール
6. テール
7. ロッカー
これら7つをチェックすることで、初心者に合ったサーフボードを選べるようになるだけでなく、サーフボードの各部名称や特徴まで理解できるようになります。
サーフボードを選ぶときに必ず役に立ちますので、是非参考にしてください。
価格|レベルと性能で選ぼう
初心者にとって「どの価格帯のサーフボードを選ぶか」はとても重要なポイントです。
サーフィンを始めたばかりの人が高級なサーフボードを選ぶことはおすすめできません。
なぜなら、始めから値段や性能が高いサーフボードを買ったとしても、自分のレベルや求めるサーフィンスタイルに合わないボードを選んでしまう可能性があるからです。
まずはレンタルやリーズナブルなボードで始め、ある程度回数を重ねてから購入することで、サーフボード選びの失敗を避けられるでしょう。
また、初心者はボードに傷を付けてしまったり、次のレベルのボードに買い換えるまでの期間が短かったりと、1本目のボードを使用する期間はそこまで長くはありません。そのためリーズナブルなボードでも十分でしょう。
とはいえ、安いという理由だけでサーフボードを選んではいけません。
最初のサーフボードは、サーフィンの基礎を覚える大事な役割を担っており、今後の成長を左右します。
1本目のボードは、価格と性能のバランスが取れたコスパ重視のものを選ぶと良いでしょう。
種類|立ちやすいミッドレングス・ロングボードがおすすめ
サーフボードには大きく分けて、ショート、ミッドレングス、ロングボードの3種類があります。ボードの長さが短くなるほど乗りこなすのが難しいため、初心者は長めのサーフボードを選ぶようにしましょう。
ショートボードは上級者向けなので、運動神経に自信のある人や、最初からショートボードで練習したいという人以外は、ロングまたはミッドレングスで波に乗る感覚を覚えるのがおすすめです。ロングボードは幅や厚みがあるため、浮力と安定感に優れています。
また、ボードの扱いに慣れていない方は、ソフトボードから始めるのも1つの手です。表面がスポンジで覆われているので、壊れにくくケガのリスクも軽減できます。さらにリーズナブルな価格で購入できるのもメリットです。
身長と体重|自分の身体に適したものを選ぼう
サーフボードが自分の体格に合っているかどうかも重要なポイントです。種類ごとに適正サイズが決められているので、大まかな目安を覚えておくと良いでしょう。
体重別で見ると、ショートボードは~70kg程度、ミッドレングスボードは~75kg程度、ロングボードは~85kg程度までが適正体重です。ただし、あくまで目安なので、購入する際はスタッフの方に相談しましょう。
また、身長では自分の背丈より+20~30㎝以上のものを選ぶようにしてください。長いほど浮力があるため、安定感に優れバランスが取りやすく、初心者も比較的早く乗りこなせるようになります。身長・体重に合わせたサーフボードの選び方については、以下のリンクでも解説しています。さらに詳しく知りたい方はチェックしてみてください。
幅|安定感重視で選ぼう
初心者の方は安定感のあるサーフボードを優先して選びましょう。幅があるものは浮力が増すため、早く立ち上がりやすく漕ぎやすいというメリットがあります。
サーフィンに慣れていない人が安定性に欠ける上級者向けのボードを扱うと、うまく乗りこなせずにサーフィン自体をやめてしまうかもしれません。
「乗れた!」という達成感や楽しさを感じることでサーフィンは上達していきます。
幅の広い安定感に優れたボードを選ぶことで、サーフィンの難易度はグッと下がり、初心者でも乗りこなしやすく、同時に達成感や楽しさを感じやすくなります。
レール|厚みのあるボキシーレール・ミディアムレールがおすすめ
レールとは、サーフボードの両サイドのエッジ部分のことをいいます。レールの形は大きく分けて以下の3種類があり、厚みのあるボキシーレールが初心者向けです。
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テーパーレール:上級者向け
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ミディアムレール:初心者~上級者向け
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ボキシーレール(フルレール):初心者向け
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テーパーレールは薄くて浮力が少ないため、波に食い込みやすいという特徴があります。コントロールしにくく、乗りこなすのが難しい上級者向けのレールです。
ミディアムレールはテーパーレールとボキシーレールの中間で、初心者~上級者まで幅広く使われています。浮力と操作性のバランスに優れており、どんなレベルの方も楽しめるレールの形状です。
ボキシーレールは厚みがあるため浮力性が高く安定しています。加速力の良さ、コントロールのしやすさが特徴で、初心者でも楽しみながら波に乗れるでしょう。
テール|スカッシュテールは安定感抜群
テールとはサーフボードの末端部分のことで、いくつかの形状があります。
そのなかでも、初心者におすすめなテールの形状はスカッシュテールです。
スカッシュテールには、不規則なコンディションでもコントロールしやすい、浮力が増すため早く立ちやすく漕ぎやすい、という特徴があります。また、スカッシュテールのなかでもスカッシュ・スクエア・ラウンドスカッシュといった種類に分かれています。
スワローテール・ラウンド・ラウンドピンテールなど、スカッシュテール以外は中級~上級者向けの形状です。軽快な動きが可能で、大きな波に乗りやすいというメリットがあります。
ロッカー|反りを抑えたタイプがおすすめ
ロッカーとはボードの反り具合のことで、先端のノーズロッカーと後端のテールロッカーがあります。ロッカーの強さによって特徴や適性が異なり、初心者はロッカーの弱いサーフボードを選ぶのがおすすめです。
ロッカーの弱いサーフボードは海面との接地面積が大きいため、シーソーのように前後に揺れる動きが小さく、安定感に優れています。また、前後に揺れる動きが小さく平行に進むため、スピードも出やすくなります。
反対に、ロッカーの強いサーフボードは先端と後端に空間が生まれるため、前後に揺れる動きが生じ、必然的に安定性は低くなります。なお、海面との接地面積が小さく水の抵抗が少ないため、コントロールしやすく水没しにくいという特徴があります。
初心者におすすめのサーフボードを選んで上達しよう
サーフィンを始めたばかりの方が早く上達するには、どのサーフボードを選ぶかが最も重要です。まずは初心者向けのサーフボードを選んで波に乗る楽しさを体感しましょう。
この記事で紹介したチェックポイントを参考に、自分にはどんなボードが合うか比較検討してみてください。
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